フランス料理のマナー

父親が初めて海外に出張したとき、ブツブツ言ってたのがマナーのこと。西洋ではテーブルマナーというのを小うるさく言うみたいだけどと、面倒くさそうにマナーの本をパラパラめくっていました。

でも、大事なのは「西洋の」マナーを身につけるというのではなく、文明人としてお互いに不快な気持ちにならずに済むようにということを目指していれば、それでよいのではと思います。

日本に来る西洋人も、和風レストランに招待されると、靴をどう脱ぐのだとか、どのタイミングでお辞儀をするのか、お箸は一本ずつ両手に持ってはいけないのだろうなとか、麺類は音を立てていただいてもよいが、他のものは絶対に音を立てないとか、立場が違っても、配慮したいことは皆同じなんです。

だから、ナイフ・フォークを持った両肘を隣の人に触れるぐらい張っていたとか、肘をついて食べたとか、大きな声で笑って失笑を買ったとか、そんなことは日本料理店でもNGです。人間としての常識を持って臨んだら、そんなにカタまってしまう話ではありません。

フランス料理のマナー講座